新101-カキコミ
[67]されみあ05/11/26 10:31:00[sage]
そんなポカやりません!
無事に着陸、そして離陸したようですよ。
サンプル採取できたかどうかのデータはダウンロード中だとか。

1回離着陸しただけでも惑星では世界初だったのに、2回もやっちゃいましたぁ。
なんだか、場合によっては3回目をやるらしいですよ。
[68]しまんと05/11/26 14:17:00[sage]
はらたいら外すなよ〜、篠沢教授にしとけばよかった(違)

...どうせ使い捨てだから、壊れるまでやれ〜。ってか1回指示出すのにいくらかかるのかねぇ?
[69]彩雲05/11/26 17:34:46
イオンビーム…燃料って
キセノンの量だけみたいですねぇ

調べてて太陽から一番離れて…っていうのは
電源が太陽電池やからなんですね

あと・・・開発に九州大学中島研究室が関係して
笑えました

読み方は なかしま なんですけどね
[70]されみあ05/11/26 23:01:27[sage]
イオン化して高速で吹き出すことで、その反力をエネルギーとしてます。
推力自体は小さいけれど、従来の化学ロケットと違い効率も良く長時間運転できるのが特徴です。

指示出しはコストかからないけれど、通信回線開くのにコストが…。
今回もアメリカのディープスペースネットワークをだいぶ借りましたからねぇ。
日本の局だけだと、可視時間があんまり無いですから…。
地球の自転が悪いんです!
[71]彩雲05/11/26 23:25:13
今日一日でイオンビームの勉強をしました。
あとで加える電子がポイントですね。
[72]彩雲05/11/29 20:08:09
どうやら はやぶさの姿勢制御がうまくいかないみたいですね
一回目の着陸が、衝突だったりして痛んだんかなぁ……。

自律制御ということで、ロボット工学の分野になると思うのですが
自律制御がはたらいたので、なんとか通信回復までこぎつけたのだとすれば
完全敗北では……ないといいたいところです@負け惜しみ

それにしても、キセノンを電離させるって
これも高電圧でやってるのかなぁ
[73]されみあ05/11/29 20:56:26
2回とも10cm/sで着地してます、イトカワには。
だけれど、1回目は30分ほど滞在して想定外の熱が加わってるんですよねぇ。
問題が起きているバルブは、A系統の衛星上面(現在の太陽側)らしいです。
まだまだ、通信は出来ているのでしばらくは復帰作業みたいですよ?
最悪でも帰還を4年遅らせるパターンもあるそうで、ランデブー軌道としては。

えっとー、マスコミがかなり変な報道してるので補足しておくと……
今回のミッションは100点満点はもうクリアしてるんです。
サンプル採取まで確認されたので、今のところ300点。
いくつかのミッションが相乗りになっていて、通常ならば複数の打ち上げでテストすることを1つにまとめてるんです。
だからここで失敗しても、計画以上の成果が出てるんです。

加速グリッドはかなりの高電圧だったはず。
変なもの噛んでると、エンジン始動もままならないんだよなぁ、もう半年くらいほったらかしにされてるエンジンだし。。。。
[74]彩雲05/11/29 22:51:18
衛星自体、あんまり打ち上げられないから
できるかぎり詰め込んでいますよね

僕なりの観点としては、サンプル採取よりもむしろ
惑星や衛星(月より遠いもの)に行って帰ることが
一番 大きな課題だと思うので、それを重視してるというところがあります

加速グリッドは、発生した陽イオン(Xe+?)を
最初はクーロン力でひきつけ、間隙ではフレミングの法則で
加速させる装置のようで10kVだったかの電圧というか
二枚のグリッドには電位差があるようですね。
(上の文にすでに矛盾が…)

私がおもっているのは キセノンが陽イオン化する部分のことなんです。
キセノンって書いてあるけど、実はフッ化キセノンなのかなぁ……
(一応、つくることはできる数少ない化合物↑)
教えて…エロい人……。

(ちなみに上記文章は、日曜日に勉強したばかりの付け焼刃であることは
 この掲示板の住人にとって、周知の事実ですよね)(恥
[75]されみあ05/11/30 01:02:29[sage]
行って帰るためのイオンエンジンが今回のメインテーマですから。
メインエンジンに据えて、複数台の長時間運用は世界初です。
これで、軌道選定の有利さが全然違うんですよねぇ、惑星探査とかの長距離航行だと。

システムに関しては……詳しくとなるとさっぱり!
そっち方面は弱いですから(ぐ。
[76]クロネコにゃん♪05/11/30 02:36:39[sagemoge]
webをめぐってようやくイオンエンジンの仕組みが分かりました。
こんなことやっているんデスネ。

1.マイクロ波を使ってサイクロトロン共鳴により加速した電子を発生
2.加速した電子をXe(キセノン)にぶつけてプラズマ状態(+)にする
3.Xe+(プラズマ状態のキセノン)は加速電極(-)にクーロン力で引き寄せられ加速する
4.また、電界、磁界をかけてやることによりフレミングの法則で加速する
5.中和器で電子(-)を与えて、Xe+を中和してXeに戻してやる

基本的には1-4の流れで推進力が得られるデス。キセノンを噴射している
ってことは、ガスを噴射しているって事ですカラね。5番は、Xe+が出て
いっちゃうと、エンジンに電子(-)が残ってしまって効率が悪くなるからだそうデス。

加速電極(グリッド)とスクリーン電極の電位差は1kV-1.5kVくらいみたいですね。
割と低い電圧でいけるんデスねえ。
(外)
(外)
(外)

フッ化キセノンだと、フッ素がどこへいっちゃうか心配デス(笑
もともと希ガスって安定なものなんですけど、Xeは原子番号が大きいので
高エネルギー状態にしてやると、プラズマ状態(電子や原子に分かれてばらばらの状態)
になれるデス。
(外)

イオンエンジンは分かったけど、イトカワのことはほとんど知らなかったり(笑
カキコミ